どんな市場であっても、お客様が契約されている請負業者の管理・コーディネートを4PL業者に任せる事には必ずメリットがあります。

管理が十分行き届いたコントロールタワーは、最大限の可視性・在庫最適化によるコスト削減・物流費用管理・請負業者パフォーマンスの透明性改善などに貢献します。 これにより、お客様は得意分野やコア業務に企業活動を集中させる事ができ、サプライチェーン上の問題で苦戦される様な事がなくなります。

日本においても、実績豊富な物流業者と契約する事には複数のメリットが考えられます。 では、彼らはどのような存在なのか確認してみましょう。


グローバルプレイヤーになるには

昨今、多くの日本企業にとって、アジア域外への事業拡大には最大限の関心が寄せられています。グローバルサプライチェーンに関する経験が豊富な4PL業者であれば、様々な角度でお手伝いが可能です。
 
理由は簡単です。成長の著しい市場は日本国外に多数存在します。日本は8四半期連続の経済成長を記録(1980年代以来の最長記録)していますが、ここで重要となるのは他の指標です。

日本では家計貯蓄率が常に高いレベルにありますが、昨年末には過去最高の50%を記録しました。日本人は余剰資金を消費するのではなく貯蓄にまわす傾向が強い為、インフレ率は1%前後という低さで停滞しています。


恐らく、日本にとっての最大懸念事項は人口統計です。日本では高齢化が進んでおり、人口は減少傾向を強めています。国立社会保障・人口問題研究所らの報告によると、日本の人口は毎年90万人減少しています。

縮小が進んでいる市場で成長の種を見出すことは容易ではありません。実際、日本のほとんどの消費者市場は飽和点に達しています。別の見方もあり、プライスウォーターハウスクーパーズ(pwc)によると、シンガポール、インドネシア、タイでの企業の合併・買収活動が減少しており、アジア太平洋地域でも日系大手企業にとっては飽和市場です。

海外、特に西側諸国への進出を目論む日本企業にとって、グローバルサプライチェーンや専門性・ネットワーク・人材等で真にグローバルな経験を有する4PL業者との連携は良いスタートになるでしょう。


国内物流マネジメントと限定された選択肢

日本の人口統計学的問題は国内トラック業界にも影響を与えています。トラック業界に興味を寄せる若い人材の確保が非常に困難で、業界には定年退職間近のトラック運転手が溢れており、ドライバーの絶対数が減少傾向にあるのが現状です。

これによりトラック輸送関連費用が高騰し、場合によっては大手物流企業でも必要な運転手数を雇う事ができず仕事を受けられなくなるケースが多数見受けられます。状況を更に悪化させているのは、楽天やアマゾンの様な成長著しいeコマースプラットフォームを所持する大企業が多くのドライバーと専属契約している事です。

さらに悪い事に、日本での物流市場は少数の大手国内物流企業によって寡占化されており、彼らが大半の国内製品の輸送を担っています。従い、お客様が物流業者と適切な関係を持っていない場合や依頼先業者が希望通りの配達がされない場合でも、他の選択肢が多数存在する状況ではありません。


コントロールタワーがどのようにお手伝いできるのでしょうか:

  1. あなたの会社がグローバル展開するという事は、異なる市場に広がる多数のサプライチェーン上で、多くのサプライヤー・輸送業者を管理する必要がある事を意味します。サプライチェーンが複雑になればなるほど、サプライチェーンに関してグローバルな視野を持つ事が必要不可欠となります。 サプライチェーンのコントロールタワーは、商品の流れ・データ集約・支払い等に関する可視性向上をサポートします。統合化されたエンドツーエンドソリューションによってサプライチェーンの複雑さを簡素化し、物流関連コスト・リードタイム・在庫レベル等を最適化します。
  2. コントロールタワーはプロセスの自動化を促進すると共に、一元管理・集中管理します。自動化の促進により人的業務や関わる人員の削減を可能とし、最大限の効率化を実現します。また、業務遂行自動化により迅速化し、生産性や品質のみならずビジネスとしてのサービスレベルまでも著しく向上します。これにより、お客様の収益を長期的に改善・向上が実現します。
  3. コントロールタワーでの分析機能を最大限活用する事で、最も効率的な配送ルート等を自動的に計画します。これにより、配送を終えたドライバーが倉庫に戻るまで、以前は5か所しか配達できなかったところ、改善後には7~8か所に配達できるようになります。

コントロールタワーの活躍により、お客様のビジネスは物流コスト削減機会を明確化し、最適なコストにまで削減する事が可能です。これは投資利益率(費用対効果等)改善の観点から、最も重要かつ魅力的な要素です。 従い、もしあなたが日本企業に属しており国内のみならず海外へ向けた事業拡大をご検討中であれば、実績豊富なコントロールタワーや経験豊富な人材を有するパートナーに投資する事は、収益の改善やビジネスの更なる飛躍につながります。



サプライチェーンマネジメント

私たちはロジスティックスに関する専門知識とグローバルなネットワークにより、お客様のサプライチェーンを無駄なく、柔軟性に優れ、かつ需要主導型にすることができます。私たちと提携することで、お客様の時間とリソースをコアビジネスに集中させる事ができます。 受注処理から輸送管理、そして可視化とモニタリングまで、エンドツーエンドのソリューションを統合しています。