今日、既存のOEMにはかつてないほどのマルチタスクが求められています。次世代自動車への移行を迅速に行うだけでなく、それに付随したすべてのタスクを遂行し、それと同時に、既存ビジネスを持続可能かつコスト効率の高い方法で維持しなければなりません。さらに次世代自動車メーカーは、製造能力の迅速な拡大と、それに伴うサプライチェーンネットワークの構築という課題にも直面しています。
新規参入のEV OEM
内燃機関自動車に比べ、次世代自動車に搭載されるコンポーネント数は大幅に少なくなっています。しかしながら新規参入のOEMのお客様の場合、急速な製造拡大を実現しながら必要なロジスティクスを展開するために、信頼できるサプライヤーのネットワークを構築するという大きな課題に依然として直面しています。中でも、バッテリー関係のサプライチェーンは最大の課題とされています。もちろん完成車の流通も重要な課題です。キューネ・アンド・ナーゲルのオートモティブロジスティクスのエキスパートは、お客様のパートナーとしてこの2つの問題に対処することができます。
世界各地で活躍するアジャイルかつ柔軟な当社のオートモティブチームは、お客様の製造拠点に供給するサプライチェーンの構築に何が必要かを理解しています。オートモティブチームのエキスパートの多くは、自動車会社出身です。お客様の高価かつ繊細な技術コンポーネントが完璧な状態で必要な場所に可能な限り迅速に輸送され、お客様が本来の業務である次世代自動車の製造に注力できるよう徹底することの重要性を認識しており、 お客様の完成車が新しいオーナーに傷ひとつなく確実に届くよう尽力しています。
既存のOEM
既存OEMのお客様の場合、インバウンドロジスティクス、ジャストインタイム、ジャストインシーケンスロジスティクスを次世代自動車の製造に合わせて再設計するという課題に直面しています。しかし同時に、既存ビジネスやアフターマーケットのコンポーネント供給の維持も必要です。そして、これらすべてが可能な限りコスト効率よく行われることも重要です。キューネ・アンド・ナーゲルの経験豊富なチームが、お客様のパートナーとしてこの2つの目標の達成をサポートするため、お客様は本来の事業に専念していただけます。
当社は、OEMが持続可能な未来を確保するための移行やスケールアップを支援するだけでなく、私たち自身もデジタルサプライチェーンソリューションへの大規模な投資を行うことで、Net Zero Carbonへの真のコミットメントを実践しています。また、当社は2030年末までにサプライヤーおよびお客様のフットプリントのカーボンニュートラルを達成する予定です。
キューネ・アンド・ナーゲルがお客様のビジネスをいかに成功に導くか、サポートの詳細は当社のOEMエキスパートまでお問い合わせください。